柴犬(オス 14歳)の新しい飼い主さん募集!
犬班の活動を振り返って
早いものでNDNの活動をはじめてから18年になります。
はじめた当時は犬の殺処分が多く、保健所の犬舎はいっぱいでした。
一ぴきでも多くどうやって引き出すかで犬班メンバーはいっぱいいっぱいでした。
我が家でも3匹同時に保護することもありました。
現在は一時保護と譲渡ルールが決まっていますが、当時は試行錯誤でした。
我が家で飼うことになった今は亡きココアちゃんは、
譲渡先から脱走して2ヶ月後に見つかった犬でした。
保健所に迎えに行くとお腹が大きくなってました。
当時は避妊手術してませんでした。
臨月の犬を里親さんに戻す事はできず、我が家の犬になり、
3匹の子犬が生まれました。
生まれた子犬は、飼い主さんを募集しメス2匹は決まりましたが
オス1匹はついに決まらず、我が家の熊之介になりました。
その熊之介は来月17才になります。妹2匹も元気だそうです。
犬の殺処分は、新潟県では僅かになりました。
犬班は今年から犬チームに縮小となりました。
犬班がなくなる日が来るなんて夢だと思っていましたが、近づきつつあります。
これは、NDNの譲渡活動もありますが、保護犬を家族に迎えてくれた
たくさんの里親さんのおかげです。本当にありがとうございました。
時の流れを感じつつNDNの挑戦を応援したいと思います。
究極のドッグフード
犬を飼うきっかけは色々だが、ほとんどの人が犬の魅力にはまり生活が潤っている。
一時は保護犬のお産という貴重な経験をした。
犬が「安産の守り神」といわれるのも納得するほど、母犬はすべて自力でやっていた。
保護犬は皆いい子で里親さんが見つかったが、
我が家の犬のてんかん発作発症で保護を休止した。
発病後は薬を飲みながら17歳まで生き、我が家で永眠した。
最期にたちあえたのはお互いに幸せであった。
約1か月は死を受け止められず後悔したりであったが、
忘れることはないが2代目に助けられ乗り越える事ができた。
この2代目はドッグフードにはうるさく、ペットショプに行き色々試したものの、
最初は物珍しく食べるが3回目以降は鼻先であしらい絶対に食べない。
身体が小さいので食べなければこちらが心配!
やっと巡りあったフードに10才になっても毎回子犬の様に喜んで
あっという間に平らげ拒否は1回もない。
ただ難点は生食フリーズドライなので取扱いが手間なのと価格が2倍以上。
初代にも食べさせてあげたかった。
先週の荒れたお天気では散歩もままならなかったが、
家で用を足すのでゆっくりと過ごせた。
天気も回復、今日も飼い主が運動不足を解消させてもらっている。
雑種が好きです!
好きな犬種を聞かれたら、迷わず「雑種」と答えます。
近頃ではミックスと言うようですが、イメージは昔ながらの素朴な雑種。
体の大きさ、毛質、顔立ち…お父さんとお母さんはどんな犬種だったのだろう?
と、つい想像してしまいます。
私がNDNの活動に参加し始めたのは今から18年前。
当時は雑種が沢山いて、迷子、持ち込み、遺棄と保健所に収容され、
NDNでも多数里子登録されました。
子犬も珍しくなく、1頭ではなく兄弟姉妹そろって保護されることもよくありました。
我が家の犬達も、当時3姉妹で保護された目も開かない雑種の子犬でした。
あれから年月が経ち、今では雑種を見かけることも少なくなりました。
雑種好きとしては少し淋しい気もしますが、室内飼育、不妊手術等、
飼い主さんの意識向上の賜物と喜びたいと思います。
我が家の3姉妹犬もおばあちゃんになり、そして1頭になってしまいました。
今では目も見えず、立つことも出来ず、オムツもしています。
介護は大変ですが、大好きな雑種です、1日も長く一緒に居られるよう
愛情込めて世話をしていこうと思います。
犬だって寒いんです!
冬が近くなり寒くなってきました。初雪も観測されました。
雪が降ると、たまに言われることがあります。
「犬は雪が降ると嬉しいんでしょう?寒いほうが好きなんだよね?」と…。
内心「…え…?!」と思いつつも、何度か言われるので慣れてきて
「雪には喜ぶけど、ずっと雪の中にいたいわけじゃないよ。」と苦笑しながら答えます。
有名な童謡“雪が降ると犬は喜んで庭を駆け回る”という印象がインプットされているようで
そこから“犬は寒いほうが好き”と思っている人が、今でもいます。
もちろん寒さに強い犬種もいますが、一般家庭で飼養されている犬は寒さにそんなに強くはありません。
特に子犬や老犬、小型犬は寒さで体調を崩しやすくなります。
人間は気温によって衣服である程度調節できますが、
犬や猫は自前の毛皮1枚で年間温度差40℃以上(!)の中、耐えてくれています。すごいです。
だからこそ気候の変化に合わせて対策をして、愛犬&愛猫が過ごしやすい環境にしてあげたいですね。
暖房の効いた部屋で過ごすことが好きな犬もいるでしょう、
暖房はいらないけど暖かい敷物の上でゆったり過ごすことが好きな犬もいるでしょう。
今は色々なグッズがあるので「うちのコはどんなものが好きかな。」と
考えて選んであげるのも楽しみのひとつではないでしょうか?
昔飼っていたマルチーズは、夜間寒さのせいで吠えてしまうので
オイルヒーターを一晩中つけてみましたが寒さは変わらないようで効果はなく。
次にペット用コタツを購入。気にってくれて夜間もぐっすり眠ってくれました。
人間の布団で一緒に寝るコもいましたし、柴犬でもコタツのわきで眠るのが好きなコもいました。
みんなそれぞれ違います。
今シーズンの冬は色々と厳しいです。人も愛犬・愛猫も対策をしっかりして乗り切りましょう。
写真は、ヒーターの前で猫と一緒にくつろぐシー・ズー。
暖房好きな犬でしたが雪の中の散歩も好きでした。
保護犬たちの様子(キューピーちゃん)
犬班では、リードを着けて歩くことができない犬を三匹保護をしています。
この3匹の子達は、多頭飼育現場の子達で、家の縁の下で繁殖し、育ったため、
外の世界を知らないので、人が怖く、ほぼ野犬のようです。
レスキュー当初の子達は、慣れが早く譲渡した子達もいますし、
里親さんの不注意で脱走し、いまだに戻らない子もいます。
レスキュー後半の子達は、保護するのに時間がかかっただけあり、
とても怖がりの子達で、触るだけでうんち、おしっこ漏らすを繰り返しでした。
そのような経緯もあり、焦らず、無理をせず、気長に接し、
前は触ると、驚いて飛び上がって、脱糞しながら逃げてましたが、
今は3匹とも、少し触れるくらいまでにはなっています。
室内でトイレシートにおしっこ、うんちをします。
散歩が出来ないのでまるで、猫みたいな感じです。
その3匹の中でも、盲目(少し見える)の一匹。
キューピーちゃんが少し触れて抱っこまでできるようになりました。
いまだに散歩はできませんが、HPに掲載出来るように、
保護者さん宅で人馴れに頑張っています。
画像は、抱っこの練習中。
◇ キューピーちゃん プロフィール ◇
番号:20-D-1
犬種:柴ミックス 毛色:茶 性別:メス(避妊手術済み)
年齢:4歳 体重:11kg
★フィラリア陰性
★緑内障で両目が見えない(点眼が必要)
★極度の怖がり