新潟動物ネットワーク・犬班のブログ

保護者さんが自宅で保護している保護犬たちの様子や、スタッフ&スタッフ犬からのメッセージをお伝えします

犬班の活動を振り返って

早いものでNDNの活動をはじめてから18年になります。

はじめた当時は犬の殺処分が多く、保健所の犬舎はいっぱいでした。

一ぴきでも多くどうやって引き出すかで犬班メンバーはいっぱいいっぱいでした。

我が家でも3匹同時に保護することもありました。

現在は一時保護と譲渡ルールが決まっていますが、当時は試行錯誤でした。

 

我が家で飼うことになった今は亡きココアちゃんは、

譲渡先から脱走して2ヶ月後に見つかった犬でした。

保健所に迎えに行くとお腹が大きくなってました。

当時は避妊手術してませんでした。

臨月の犬を里親さんに戻す事はできず、我が家の犬になり、

3匹の子犬が生まれました。

生まれた子犬は、飼い主さんを募集しメス2匹は決まりましたが

オス1匹はついに決まらず、我が家の熊之介になりました。

その熊之介は来月17才になります。妹2匹も元気だそうです。

 

犬の殺処分は、新潟県では僅かになりました。

新潟県新潟市の愛護センターが譲渡を推進しているおかげで

犬班は今年から犬チームに縮小となりました。

犬班がなくなる日が来るなんて夢だと思っていましたが、近づきつつあります。

これは、NDNの譲渡活動もありますが、保護犬を家族に迎えてくれた

たくさんの里親さんのおかげです。本当にありがとうございました。

時の流れを感じつつNDNの挑戦を応援したいと思います。

 

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子育て中のココア

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ココア(左)・熊之介(右)